天狗風―霊験お初捕物控〈2〉
2004年2月15日 読書
宮部 みゆき 講談社。
所要時間:3時間+α
というわけで、12日に買った本の内一冊がこれ。+αというのはモスで匠味を待ってた時にちょっと読んでたからです。
ネタバレ大いに含むので↓は読んでない人は見ないで下さい。
あっ!でも、オススメです!!是非宮部好きにはたまらんです。特にファンタジー好きの方。
私は元々、宮部さんの現代ミステリーが好きで、時代物は読んでなかったんですが(意図的に避けてた)、友人Hが「絶対いいから読んでみなよっ!!」と勧めてくれたのをきっかけにして読み始めました。
結局はまってます(笑)
宮部作品は、多分カテゴライズすれば
「現代社会派ミステリー」「時代物ミステリー」「ファンタジー」
になるんだろうけど、読んでみて思う。
宮部みゆき作品はみーんな宮部みゆき作品以外の何者でもないって。
++++++++++++++++++++++++++++++++
まず、好きなとこは、宮部さんの好きなとこでもあるのだけど、物事を両面から見てるとこ。というか、片面からしか見ないって事はしないとこ。この本で言えば、大きな所では「お初」と「岩倉様(だっけ?いかつい顔の同心だったか与力だったか。)」の事件の見方。二人とも自分の経験からそういう見方をしてるわけだけど。絶対相容れないわけだけど。でも、かしこい人同士だなぁと思う。
で、ほかに好きなとこは?と聞かれたら、これでしょ。鉄と小鈴と和尚の猫トリオ!鉄の生意気な口調は、元警察犬マサシリーズの「進也」にダブるし、和尚は地蔵っていうのがなんか想像できて、ってかもう子猫って時点で可愛らしさにギブアップなんですけどね。
どこでぐっときたかと言えば、鉄がいなくなったって分かった時だし、どこで一番嬉しくなったかって言えば、鉄が最後に帰ってきた時だし、どこで一番笑ったかって言えば、鉄が将棋のコマに化けるとこと、タヌキに化けるとこと、和尚が地蔵様にみえたってとこだもん。そうそう、鉄がちょっとヌケてる所も「進也」に似てるんだよな。
いつ出てたのか全く知らなかったけど、もう一回震える岩が読みたくなったのでした。買ったっけ?本棚あさってみよ。
所要時間:3時間+α
というわけで、12日に買った本の内一冊がこれ。+αというのはモスで匠味を待ってた時にちょっと読んでたからです。
ネタバレ大いに含むので↓は読んでない人は見ないで下さい。
あっ!でも、オススメです!!是非宮部好きにはたまらんです。特にファンタジー好きの方。
私は元々、宮部さんの現代ミステリーが好きで、時代物は読んでなかったんですが(意図的に避けてた)、友人Hが「絶対いいから読んでみなよっ!!」と勧めてくれたのをきっかけにして読み始めました。
結局はまってます(笑)
宮部作品は、多分カテゴライズすれば
「現代社会派ミステリー」「時代物ミステリー」「ファンタジー」
になるんだろうけど、読んでみて思う。
宮部みゆき作品はみーんな宮部みゆき作品以外の何者でもないって。
++++++++++++++++++++++++++++++++
まず、好きなとこは、宮部さんの好きなとこでもあるのだけど、物事を両面から見てるとこ。というか、片面からしか見ないって事はしないとこ。この本で言えば、大きな所では「お初」と「岩倉様(だっけ?いかつい顔の同心だったか与力だったか。)」の事件の見方。二人とも自分の経験からそういう見方をしてるわけだけど。絶対相容れないわけだけど。でも、かしこい人同士だなぁと思う。
で、ほかに好きなとこは?と聞かれたら、これでしょ。鉄と小鈴と和尚の猫トリオ!鉄の生意気な口調は、元警察犬マサシリーズの「進也」にダブるし、和尚は地蔵っていうのがなんか想像できて、ってかもう子猫って時点で可愛らしさにギブアップなんですけどね。
どこでぐっときたかと言えば、鉄がいなくなったって分かった時だし、どこで一番嬉しくなったかって言えば、鉄が最後に帰ってきた時だし、どこで一番笑ったかって言えば、鉄が将棋のコマに化けるとこと、タヌキに化けるとこと、和尚が地蔵様にみえたってとこだもん。そうそう、鉄がちょっとヌケてる所も「進也」に似てるんだよな。
いつ出てたのか全く知らなかったけど、もう一回震える岩が読みたくなったのでした。買ったっけ?本棚あさってみよ。
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