ISBN:4022579307 単行本 三谷 幸喜 朝日新聞社 2004/07/16 ¥1,155

先週読みました。
地元の図書館は100件を超える予約数で(苦笑)そういうときは「そんぐらい買えよ!」と思うのだけど、三谷さんには申し訳ないが、学校の図書館にあったので借りました。

大河クランクアップしたって言ってたなぁTVで。

本当におつかれさまでした。

っていっても放映がおわるまでは三谷さんはどきどきだろうけどー。

全くもってありふれた生活じゃないけど、芝居見たりTVで見たりインタビューが乗るたびに「きっとめちゃめちゃ緊張してるんだろうな」とか「いま、なに考えてるんだろう」とか考えてしまうのは、術数にはまっているのか?

このシリーズ好きです。

「笑いの大学」たのしみだな。

あえて・・・

2004年4月30日 読書
レビューはしません。
「世界の中心で〜」を読みました。
ものがたりに入り込めませんでした。
きれいすぎて、さらさら流れていってしまいました。
自分の頭ん中の範囲内を出なかったなぁ・・・って思いました。

私にとっての本や、お話や、音楽と言う存在は、自分の範疇を超えた所にあって、そこに触発されたいんですよね。多分。
だからかなぁ・・・

堅さんの歌がアンサーソングだって意味を分かりました。
それだけでも、収穫だな。うん。
N君、貸してくれてありがとうっ。

+++++++++++++++++++++++++++++

追記:ひょっとして、主人公の男の子が好きになれないだけかも?
理屈並べるひと苦手。ってゆーか同族嫌悪(笑)?

映画のほうが見やすいかもしれない。

佐藤雅彦全仕事

2004年2月20日 読書
ISBN:4944079079 単行本(ソフトカバー) 佐藤 雅彦 マドラ出版 ¥2,900

この本、前読んだんですが・・・確か地元の図書館で借りたはずなのに、今日行ったら何故か見つからない。検索かけても見つからない。あれ?学校の図書館だったっけ??

佐藤雅彦さんは、元電通マンです(確か)。今は慶応だったかの教授をしてます。目の付け所の違う人です。アイディアを形にする人です。
今までどんな仕事をしてたかっていうのはこの本を読めば分かるんじゃないかと思います。「♪スコーンスコーン」とか「♪バザールでゴザール」とか「♪電車がはしーる、電車がはしーる、らんらんらららん」のCMを作った人です。

他の本でオススメなのは

クリック:超短編集、詩調のものも入ってる(と思う。多分。あれは詩って言っていいと思う。言葉がすごく透き通っててさらさらしてます)。他にも「一本っ!!(笑)」って言いたくなるようなアイディア(=クリック)がいっぱいです。頭ほぐす入門編かな。
この本を現国の授業で先生が見せてくれたので、佐藤さんを知りました。教えてくれて、ありがとう、先生。

毎月新聞:毎日新聞に月1で載せてる連載をまとめたもの。「日常のくらくら構造」は姉のお気に入りです。私は全部お気に入りです。

経済ってこういうことだったのか会議:タイトル違うかも(笑)今は大臣になった竹中平蔵さん(柴犬に似てると思いませんか?)との対談です。経済っていうことについて、佐藤さんが竹中さんに質問するっていう形式の本です。これ、読むと経済が分かった気になるんですよ。すぐ忘れちゃうんですけどね〜。もっと、何回も読めばいいんだけど。

あと、他の企画を紹介すると

NHKでやってる「ピタゴラスイッチ」。あれの企画制作してます。ピタゴラスイッチの最後のドミノみたいな仕掛けが一番好きです。

それと、「日本のスイッチ」っていう企画。(↑もこれもスイッチ好き?・笑)携帯で参加するアンケート企画なんですけど、「日本を動かすスイッチ」になればいいっていうコンセプトです。時事の事から日常の事まで7〜8問?答えると、翌週に集計結果が見られます。一応就活にも役立つかな〜なんて気持ちもありますが、設問によって知るニュースもあるし、あと「コタツは使うか?使わないか?」っなんてことを知る事ができるので楽しいんです。
興味があったらどうぞ↓
http://dream.mainichi.co.jp/i-mode/switch/
でも、対象者の年代が若めだから結果がかたよるんじゃないかな〜とも思うんですがね。そのわりには、「クドカン」の認知度は低かったんだよな。
宮部 みゆき 講談社。
所要時間:3時間+α


というわけで、12日に買った本の内一冊がこれ。+αというのはモスで匠味を待ってた時にちょっと読んでたからです。
ネタバレ大いに含むので↓は読んでない人は見ないで下さい。
あっ!でも、オススメです!!是非宮部好きにはたまらんです。特にファンタジー好きの方。
私は元々、宮部さんの現代ミステリーが好きで、時代物は読んでなかったんですが(意図的に避けてた)、友人Hが「絶対いいから読んでみなよっ!!」と勧めてくれたのをきっかけにして読み始めました。
結局はまってます(笑)
宮部作品は、多分カテゴライズすれば
「現代社会派ミステリー」「時代物ミステリー」「ファンタジー」
になるんだろうけど、読んでみて思う。
宮部みゆき作品はみーんな宮部みゆき作品以外の何者でもないって。

++++++++++++++++++++++++++++++++

まず、好きなとこは、宮部さんの好きなとこでもあるのだけど、物事を両面から見てるとこ。というか、片面からしか見ないって事はしないとこ。この本で言えば、大きな所では「お初」と「岩倉様(だっけ?いかつい顔の同心だったか与力だったか。)」の事件の見方。二人とも自分の経験からそういう見方をしてるわけだけど。絶対相容れないわけだけど。でも、かしこい人同士だなぁと思う。

で、ほかに好きなとこは?と聞かれたら、これでしょ。鉄と小鈴と和尚の猫トリオ!鉄の生意気な口調は、元警察犬マサシリーズの「進也」にダブるし、和尚は地蔵っていうのがなんか想像できて、ってかもう子猫って時点で可愛らしさにギブアップなんですけどね。
どこでぐっときたかと言えば、鉄がいなくなったって分かった時だし、どこで一番嬉しくなったかって言えば、鉄が最後に帰ってきた時だし、どこで一番笑ったかって言えば、鉄が将棋のコマに化けるとこと、タヌキに化けるとこと、和尚が地蔵様にみえたってとこだもん。そうそう、鉄がちょっとヌケてる所も「進也」に似てるんだよな。

いつ出てたのか全く知らなかったけど、もう一回震える岩が読みたくなったのでした。買ったっけ?本棚あさってみよ。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索